2015-09-15 第189回国会 参議院 環境委員会 第15号
操作規則が変更されない限り、今後、渇水年に九四年と同様の現象が生じる可能性は高いと指摘されているわけですから、私は、渇水時等の水位低下に伴う環境への影響、これの継続的な調査をやっぱり環境省としてもやって、その調査結果に基づく操作システムの見直しが必要だと。これ、まず国交省にお聞きします。操作規則の見直しが必要という認識があるかどうか。
操作規則が変更されない限り、今後、渇水年に九四年と同様の現象が生じる可能性は高いと指摘されているわけですから、私は、渇水時等の水位低下に伴う環境への影響、これの継続的な調査をやっぱり環境省としてもやって、その調査結果に基づく操作システムの見直しが必要だと。これ、まず国交省にお聞きします。操作規則の見直しが必要という認識があるかどうか。
一般的に、河川において新規の水利権の許可を得るためには、十年に一回程度の渇水年における取水予定地点の流量、いわゆる十分の一渇水流量と申しますが、その流量から既得水利権と河川の維持流量の合計を引いて残余がある場合に限られ、河川管理者と協議する必要があります。
農業用水につきまして、水利権水量と平成十四年度の使用実績、かなりの乖離がございますが、これは、一部の土地改良事業で末端の用水路整備が未整備であり、その時点ではまだ需要が顕在化していないという要素、それから、農業用水の水利権水量、これは渇水年を対象にして、渇水のときでも需要が賄えるようにということで付与されるものでございます。
このような水の需要の伸びを前提といたしますというと、全国的に見れば、現在実施中の事業を行うことによりまして、おおむね近年の十年に一回程度起こる渇水年におきましても安定的な水供給が確保されるものというふうに考えております。
そして、アメリカのダムの問題についてのお尋ねがございましたが、カリフォルニア州では、一九九四年にカリフォルニア州における水資源開発計画というのを策定をし、二〇二〇年時点では、平水年で約二十六億トンから五十億トン、渇水年では三十六億トンから五十億トンの水が不足をする、そういう計画をつくり、その上で、昨年の十一月に、そういう水資源開発に対するボンドの発行についての住民投票がなされ、賛成多数でそういうものが
しかし、そこで一番違いますのは、要するに十年に一回ぐらいの渇水年を相手にいろいろな計画を立てております。そういう意味合いで、ダムに余裕があるということになりますと、それだけ利水の安全度が上がるわけでございます。
ところが、十年に一回ぐらい起こる渇水年についてどうか、こういうことで申しますと、二千八百億立方メートルしかございませんで、水利用率で申しますと三三%ということになる。 そしてまた、水資源は、全国的に幾らバランスがとれましても、地域間での我が流域の水という意識が大変強い、そういう資源でございます。
それから、下流府県が取水制限にことし入りましたのはマイナス九十四センチからでございますが、六ないし八月期といたしましても、近年最も著しい渇水年でありました昭和四十八年と比べてみますと降水量が約六割少ないという状況にもかかわりませず、取水制限に入るのを約三十五日間後ろに延ばすことができたということで、これがもし仮に完成していないとすれば水位はマイナス一メートル以下には絶対に下、げることが難しい、できないということで
ですから、去年のように雨が多くて流況の豊かなときは非常に導水量も多く見込めるわけですが、渇水年なんかの場合で、年間を通じて非常に流況が悪い場合もあります。そういう場合は、年間五割に満たないときももちろんあるわけでございます。
この賦存量について、一番最初に数字が出ておりますけれども、これはごく簡単に言いますと、我が国の水資源賦存量は渇水年で三千三十四億トン、平水年で四千三百四十九億トンありますよというのが出ているわけです。
それから一番悪く、つまり渇水時のとき、これは今私はっきり覚えておりませんが、昭和五十九年とかいうふうにあるようですが、その渇水年の数字を使って最悪の状態を考えて計算してみますと、やはり二回とか三回とかというぐらいの回転率だそうです。
それで、本来的に使えない、蒸発するものを差し引きました水資源賦存量というものを一般の渇水年で考えてみますと、大体三千三百億トンほどに相なりまして、これのうち洪水で流れ去るもの、こういったものは実質的に使えませんから、経済的にまあまあこれで利用できるというものはおよそ六ないし七割程度で、年間約二千億トンくらいが利用できる限界ではないか、このように考えております。
「一般に河川流量をもとにおおむね十年に一回発生すると予測される渇水年を算定し、その年の河川流況を前提としているので、異常少雨などにより、計画の対象となる渇水年より少ない河川流況の年に対しては、現行の水資源開発施設だけでは、計画上的確に対処することができない状況にある。」ということは、今のように少雨になってまいりますと対処できないのかなという、こういう不安があります。
特に、恐らくアオコの大発生等が、その可能性の大きいところは渇水年であろうと思います。そうしますと、その周辺の関係農民にしてみればこれは非常に貴重な水である。そういうことになりますと、将来データが徐々に蓄積されてくれば、あるいは先生のおっしゃるように、この地点とこの地点でこういう数値が出ればあと何日間かすればアオコが大発生することが確実に予測できるかもしれないと思います。
月別データをこの補足説明の資料で見ますと、その判断基準をはるかに超える予測値が渇水年で出てきているわけなんですね。例えばCODでは、中海の湖心部では七、八、九月、これも平均になっているわけですけれども、六ppm、これを超えた場合は警戒体制をとるべき判断基準だ、こういう一つの数値が出ておりますけれども、それは六・三三。
次は、渇水年の水質悪化についてでございますけれども、既に私は昨年六月のこの委員会で、年平均値で水質変化を比べるのは実態にそぐわない、月別データで比較すべきだ、こういうふうに主張してまいりましたけれども、今回の補足説明でも年平均値で比べて、「CODで約一五%、トータル窒素及びトータル燐で約四%程度」、こういうふうに述べておりますが、この補足説明に添付された資料に月別比較が出ておりますけれども、それを見
それからもう一点は、この委員会でも私問題にしてきましたけれども、渇水や豊水時の水質についてこの回答書では「渇水年は平常年に比べてやや高く、豊水年は平常年とほぼ同程度であろう」と水質を予測しているわけですが、この中を見て私びっくりいたしましたのは、データ値が年平均値で出ているわけですよ。水質悪化は季節の変化で非常に変わるわけですね。
それから次に、渇水年の検討の問題でありますけれども、これも、先ほど申し上げましたようにデータの整備されております五十年度以降で、年平均で一番降水量の少なかった五十三年度を渇水年として水質の検討を行ったわけでございまして、確かに御指摘のとおり年の平均値で整理をしておりますけれども、これにつきましては特に他意はございませんで、たまたま中間報告の解析結果が年の平均値で出しているということで、それとの比較もありまして
○説明員(井上章平君) 本年は降雨量が非常に少ない渇水年でありますために芦ノ湖の水位が例年に比して相当低下しているということは承知いたしております。現在のところこの水位低下により問題が生じているとは聞いておりませんが、河川管理者が神奈川県知事でございますので、神奈川県知事のこの問題に対する対応をただいま見守っておるという状況でございます。
ましてや渇水年のときはまだ予測されていないわけでしょう。それなのに、スムーズになるなどと言って結論づけている。まず(1)の部分が非常に問題だと思わざるを得ません。 それから二番目の問題も、現在の除塩施設は欠陥があるというのは県もあの干拓事務所でも認めておられます。これはポンプを増設すればいいのだとかいろいろおっしゃっておりますけれども、これも、除塩施設の問題も問題だと思います。
私どもはその渇水年のときのいわば予測というのは必ず入っているであろう、こういうふうに思ったのに、それはまだ今後の検討課題だなどというのは、もう極めて遺憾だと言わなければならない。 現に、ここに昭和二十六年の水門操作の計画書の抜き出しを私持っているわけですけれども、これを見ただけでも、六月、七月、八月、九月、もう二十四時間閉め切りという日が相当数あるわけなんですよ。
次に、渇水年について水質予測は行っているのか、こういう趣旨の御質問かと思います。中間報告では、流入負荷量を算定いたします基準年、これは昭和五十五年に置いておりますが、これに最も近く、平常年と考えられる昭和五十四年の河川流量を基準にいたしまして水質予測を行ったものでございまして、通常のシミュレーションといたしましては評価できるものだと我々考えております。
水位低下に伴うところの影響は、当初から言われておりますように、いつもマイナス一・五メートルにするんじゃない、十年に一回かあるいはまた十五年に一回か知らないけれども、そんな程度の、およそ考えても十年に一回程度のものであろう、そういうときに影響をするのであるからというようなことで今日まで過ごされてきておるわけでありますが、渇水年において水位一・五メートルを下げた場合、ゼロメートルに復する期間はおよそ何日
私はこれは提案申し上げるのだけれども、一遍異常渇水年でもいいから、渇水年にそういうことをやったら大変だと思いますけれども、一・五メートル下げてみて、ゼロに戻るまで何日かかるのかやってみたっていいと私は思うのですよ。
BODそのものが、流量等にもよりまして、渇水年、豊水年でも若干差が出ますが、傾向値として見ますと大体横ばいであるというふうに私ども認識しておるわけでございます。 主要河川の中で環境基準値に対してどういうふうになっておるかということを一応御説明申し上げますと、木曽川、姫川等につきましては、環境基準を達成いたしております。
国土庁で昨年八月に策定いたしました超長期見通し、これがただいま先生が御指摘になりました七十五年の一つの見通しでございまして、これによりますと七十五年に対しては、渇水年の水資源の賦存量に対して、七十五年における使用率が全国平均で三九%になるということでございます。
○下河辺政府委員 いまおっしゃられましたように、特に水資源につきまして、夏場の非常に水の使用量の大きい日であって、しかも非常に渇水年に遭遇した場合に、相当水資源の供給が困難なときがあるのではないかということを心配しております。